プラスチックにあふれたプールで水泳レッスン
Moi.
こんにちは。今日はBBC NEWSで取り上げられていた、
「プラスチックだらけのプールで水泳のレッスン」の記事についての感想を書いていきたいなと思います。
ふと、Twitterを眺めていた時に流れてきた記事だったのですが、その記事の見出しが
「Pool filled with plastic to recreate polluted seas」(汚染された海を再現するためにプラスチックで満たされたプール)でした。
何よりも記事と共に載っていた写真にドキッとさせられました。写真には、子どもたちがペットボトルやプラスチックにあふれたプールで遊んでいる様子が写っていました。
Pupils swim with bottles to recreate plastic polluted sea
Pupils from St Charles Catholic Primary School in Measham are trying to promote a reduction in single use plastic.
They filled a swimming pool with plastic bottles to help them understand what it is like for marine animals swimming in our polluted seas.
Their teacher Felicity Knight said: "This is one of our more unusual lessons but it was important for us to raise the awareness for children about polluted oceans.
"As soon as the children walked in I could hear them saying 'it's like the sea'. They already know there is a problem".
(訳)生徒たちは汚染された海を再現したプールでプラスチックボトルと泳ぐ。Measham(イギリス・ミアシャム)にあるSt Charles Catholicのプライマリースクール(小学校)では使い捨てプラスチックの削減を促進しようとしている。彼らは、汚染された海で泳いでいる海洋動物にとって海洋汚染がどのようなものかを子どもたちに理解してもらおうと、プールにペットボトルを入れました。教師のフェリシティナイトは「子供たちが「海のようだ」と言っているのを聞くことができた。子どもたちは海洋汚染が問題であることを知っている。」と述べた。
この記事を読んで、「うわぁ、いやだなぁ」という感想がまず浮かんできました。
仮に自分がプールに入る子どもだったとしたら、「このプールは綺麗なの?」と思うだろうし、子どもを持つ親だとしたら、「安全性は?体に無害なプラスチックを使って授業をしているの?」「子どもには出来る事ならそのプールには入ってほしくない」って感じてしまうだろうなと思いました。
しかし、このプラスチックにあふれたプール以上の出来事が世界各地で起きていることも事実。安全性なんて分からないプラスチックやごみが海に漂っており、時間が経つにつれ小さく小さくなり、回収できなくなってしまう。プラスチックやごみは回収されることなく海を漂い続け、海に捨てられるごみも増えていく。
私たちが豊かになるにつれて、どこかでその負の影響を受けている人や動物や植物がいて、崩れていく環境があることを今まで以上に多くの人が知るべきだと改めて感じました。
ニュースの中で子どもたちは、
「All of the plastic is in the ocean and then all of the animals will swim into the plastic and they will get hurt.」
(すべてのプラスチックは海にあり、すべての動物がそのプラスチックの中を泳ぎ、そして傷ついている。)
「It made me fell like I want to go to a beach and swim in the sea and collect all the plastic.」
(ビーチに行って海で泳いで、すべてのプラスチックを回収したい気分になったよ。)
「I don't like it. I just think the animal are all going to disapper.」
(これは好きじゃないよ。私は、動物たちが全ていなくなってしまうと思うよ。)
と言っていました。
映像の中では楽しそうにプール遊びをしているように見えた子どもたちも、このままの状態は嫌だという感情を持っており、すでに海洋汚染が問題であることに気付いています。
何事も気付くことから。
こんな授業を取り入れて自然環境に対する気付きを育てていきたいなと思います。
この記事を読んだ方で、教育関連の方がいましたらぜひ一緒に取り組んでみたいです。
また、こんな授業やってみたら「自然環境」に関する気付きを育てられるのではないか?という意見もお待ちしております!
それではMoi moi.