日本の遅れているところ3つと、これから出来る事3ステップ

こんにちは。昨日、驚愕の記事を目にしました。

見出しには、

フィンランドの研究者がプラスチック片に『歩行』を教えることに成功」

とありました。

「プラスチックが歩く???」どういうこと???なんだそれは???

 

その後、動画を観て「そういうことね~」と納得したのですが、その技術には改めて驚かされました。

https://youtu.be/5His2TdVnjU 

ざっくりと仕組みを説明すると、

従来プラスチックは熱には反応を示していましたが、光のみには反応しませんでした。そこで、熱と光を同時に当て反応を引き起こし、その後、プラスチックと光と熱を条件づけたということです。条件付けされたプラスチックは光を当てると熱を当てたプラスチック同様の反応を示すようになり、伸縮を繰り返して前進するようになりました。この研究ではパブロフの犬の例に倣い進められたということですが、本当に驚きました。

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参考文献

「IFLscience」

Scientists Are Teaching Plastic To “Walk” And The Robot Rebellion Looks Closer Every Day | IFLScience

科学誌「Matter」

http://dx.doi.org/10.1016/j.matt.2019.10.019

 

 

あ、今日のブログまだ終わりませんよ~。ここからが本題です。

前置きが長くなってしまいましたが、本日は「気候変動」に対する私の考えと、皆さんにぜひとも実践していただきたい3ステップのお話を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

「気候変動」に対する私の考え

 

いつからか「地球温暖化」という言葉から「気候変動」という言葉を多く耳にするようになりました。私が小学生の時から比べると、近年の夏は暑すぎてクーラーなしで過ごすことは難しくなりました。また、自然災害の数も増え、その規模・威力も年々増している気がします。すべてが全て「気候変動」の影響とは断言できませんが、間違いなく私たちの生活に影響していると言っていいでしょう。

 

本来ならば、「地球温暖化」や「石油が後何年しか持たない」と言われ始めた時期に、早急に行動しなければなりませんでした。しかし、「気候変動」という言葉に変わるまで私たちは身の回りの環境をおざなりにしてきました。やっと世界が行動しようと動き始め、日本でも少しずつ環境に対するストライキや運動が起こってきているようです。でもまだまだだなぁと思っているのも事実です。私を含め、人々の自然環境に対する意識はまだ低いです。特に日本人の意識は世界に比べるととても低いと思います。

 

ここが気になる!日本が遅れている3つの事

 

日本のここが遅れている!!と感じた3つの点は、

 

①プラスチックの消費量が多すぎる。

②捨てられるものが多すぎる。

③自分たちの消費活動の裏側を知らない。

 

です。

 

まず①プラスチックの消費量についてです。

以下は日本のプラスチックごみの輸出量のグラフです。

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www.statista.com

2018年の統計で925,953トンのプラスチックごみを輸出しています。92万トン…何かに例えたかったのですが、膨大な量すぎるのでいい例えが思いつきませんでした。

しいて言うなら、世界最大のシロナガスクジラ約4600頭分。(シロナガスクジラは体長30m 体重190-200トン)

クジラの大きさも想像しにくいのでその4600頭分のプラスチックごみは膨大な量だということが分かります。

 

次に②捨てられるものが多すぎる。についてですが個人的にプラスチックごみと食品が気になります。

プラスチックは主に、包装プラスチック、プラスチック製品です。プラスチックの包装は特にもったいないなと思います。ほんの少しの時間か使わないスーパーやコンビニの袋、お菓子の個包装、ストローなどなど挙げると沢山あります。

 

すでに皆さんフードロスや食品廃棄という言葉を聞いたことがあるかもしれません。食べられるのに捨てられてしまう食材、その食材を作るまでにかかるコストやエネルギーの事を考えたことはありますか?

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https://journal.ridilover.jp/topics/1

 

最後に③自分たちの消費活動の裏側を知らない。これは一番大きな課題だと思っています。

 

格安の洋服を買う・形の綺麗な野菜を買う・買い物をした時に商品を袋に入れてもらう・ゴミの分別がめんどくさいから燃えそうなものは全部燃えるゴミに入れる・のどが乾いたらつい飲み物を買ってしまう・お肉を食べるなどなど

 

上に書いた消費活動の問題点は何だと思いますか?少し考えてみてください。

お肉を食べる??ことの問題点??と思う方もいらっしゃるでしょう。また、次回のブログで詳しく書いていきたいと思います。

 

③の自分たちの消費活動の裏側をちょっとずつ知ると、私たちが「気候変動」に対して何が出来るのかが分かるでしょう。

 

これから出来る3つのステップ

 

ここで、「気候変動」を止めるために出来る3ステップを紹介したいと思います。

簡単です。

其の一「認知」

其の二「判断」

其の三「行動」

の3ステップです。(自動車学校で「事故を起こさないために大切なこと」の中でも習いました(笑))

 

何が言いたいかというと、まずは知ってください。「気候変動」ってなに?とか、身の回りで何が起こっているの?とか、周りに目を向けて「認知」することが大事なファーストステップです。

そして、どれが正しいのか、自分には何が出来るのかを選んで「判断」してください。

最後にその選択を「行動」に移してみてください。どーーんなに小さなことでもいいんです。おすすめなのは、自分の水筒を持ち歩くこと(笑)

お気に入りの水筒を見つけて、その後はそのお気に入りの水筒と一緒に出掛けましょう。ペットボトルよりかっこいいです。見た目も。

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私の気に入っているボトル

 

ということで、今回はこの辺にしておきます。一緒にまずはファーストステップを踏み出してみましょ!!

Moi moi